弁当コンプレックス
- MEI
- 2017年4月5日
- 読了時間: 5分
なんだろう・・・。
夜中に めっちゃ目が覚めて 暇である・・。
中国から帰ってきて 「やっぱり日本っていいなあ~~」と思っていた矢先、
出張中に うちのにゃんこ様が 具合わるくなり、病院へ連れて行ってもらっていたらしく、
全快して よかったなと 胸をなでおろすも、
その請求額 なんと「¥86000」!!!?
こちらが 具合悪くなりそうである・・・。
中国の大気汚染よりも 私をふるわせた出来事・・・。
現実にもどって とりかえすべく 仕事をせねば!!とおもいつつ、今宵も わたしのブログは
脱線してゆく・・・。
というわけで、またまた 昔にかいた 日記です
暇な人だけ 呼んでください!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
2010年 5月17日の日記
「弁当コンプレックス」
この話を 書くにあったって まず わたしは あやまらなければならない。 高校時代 全学年の弁当を食い荒らすものがいる として、学校内で問題になっていた。 その犯人こそ わたしである。
いまでこそ どうどうと ごちそうさまといえるが
せっかくつくってもらった お母さんのお弁当や、 高いお金をだしてかってきた サンドイッチなどが
「謎の人物に 一口たべられている」
というのは さぞかし 気分が悪いであろう!!
あのころ わたしに お弁当を食べられた方たち、 とてもおいしかったです!!ごちそうさま!!そして ごめんなさいね~~~!! というわけで 人に謝るときの態度ではないが、本題に入らせていただこう。
たくさんの弁当を食べてきた私は 口に広がるおいしさを噛み締めながら あることをおもった。 「いま 私が 食べているのは一体どんな奴の 弁当なのであろうか??」
実はわたしは 「食」という行為に 非常に敏感である。
人と接する上で 相手が 「何をどのようにたべているのか??」ということが その人物を知る 一つの鍵になる気がしてならないからだ
たとえば 「見た目がきらい」という理由で なにか特定のものを食べない人は ブランド志向が強い傾向にある、とか 偏食の人は 天才肌だが 人格に難ありとか、味噌汁を最後に飲むやつは ドマザコンとか、スムージーばかり飲んでる女子はわがままで金がかかる とか カレー、ハンバーグ、らーめん、カツどん好きは 単純でいいやつとか、パクチーを異常に食べるやつは タイにでもいっとけ!!とか
全部私の個人的な偏見でしかないのだが・・・
弁当と持ち主を照らし合わせた結果 おいしいおかずが バランスよく入ってる弁当の持ち主は 人柄もバランスよく「まとも」な奴である事のほうが多かった。 突き詰めて考えると 「食べる」と言う行為には 人それぞれの 人間性が でるのではないか・・・?ということだ。
あるとき いつものように人様の弁当箱をあけたら ツンと鼻につく ねぎのにおいが漂ってきた。
ねぎ嫌いの私は 急いでふたをしめ、
「普通 ねぎなんか 弁当にいれるか??」と
人様の弁当を勝手にあけるという 非人道的行為をしていることを 棚に上げ
一人でぶつぶつ 怒っていた。
そいつの弁当は ご飯の上に ねぎだけがのっかっているだけというなんともかわいそうなものだった・・・ そして この弁当は 一体誰のものだろうと その席をチェックし、その人物をたしかめた。
それは クラスで 誰一人 友達をつくろうとしない Yのものであった。
Yは 登下校、休み時間にいつも一人で、お昼の時間になると どこかにいってしまう不思議な奴であり、
授業中 ほかの人の話を聞きながら 一人で「にたにた」わらっていたりするので
ほとんどの人が Yに話しかけようとしなかった。
わたしも 気にはなっていたが 自分からYに話しかけることは めったにしなかったのであるが、
「ねぎ」入りの くさい弁当を見てから、Yというやつのことが 少しだけわかったような気がした。 だれしもが 恵まれた環境や 家庭に生まれることはできない。 弁当はそいつの人生を表しており そこからコンプレックスが始まる事だってあるにちがいない!! わたしは それからというもの Yにすこしだけ フレンドリー に接した。
ところで わたしが なぜ それほどまでに 「人の弁当」に執着するかということなのだが、
実のところ 当人のわたしこそ かなりの 「弁当コンプレックス」の持ち主なのだ。
一度 母に 弁当をせがんだときがあった。
たしか 中学の 体育祭だったであろうか? 弁当袋をあけると そこには ラップにくるんだ 焼いていない 「食パン」が2枚はいっていた。 しかも バターや ジャムらしきものも ぬっていない・・・。 ほかの子が ミートボールや たこさんウインナーなどをおいしそうにたべているのをみて、わたしは 2度と 母に 弁当をせがむまい!!と誓った。 月日は流れ このあいだ幼馴染とご飯を食べたとき そいつがわたしにこういってきた。 「あんた おとうさんに弁当つくってあげなよ~~!! おとうさん職場で かわいそうっていわれてるらしいよ~~??」
最近 おやじがバイトをはじめた。 そのバイト先に 友人の母も勤めているのだ。 「なんで!!?」と私が聞くと 友人は爆笑しながら 「あんたのお父さん お弁当にブロッコリーだけしか入ってなかったらしいよ~~!!?」 「かわいそうだから みんなで お弁当分けてあげたら お父さん、おいしい~おいしい~って全部食べッチャッたんだって~~」 と・・・・。 おやじ・・・かわいそうに・・・。 母さん。。あんた 鬼ですか?? そんなわけで 友人に散々笑われたのだが、その友人も
むかし お弁当の一段目に「白ご飯」、2段目に「チョコレート」という
最強の組み合わせの 弁当を 持たされた かわいそうな過去をもつやつである。 長くなったが 食は 大事である!! 食べなければ われわれは 生きていけない!! どうせ食べるなら うまいものを!! 万年金欠のわたくしに 愛の手を!!いや、焼肉を!!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^END^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
毎回おもうが、自分、昔とまったくかわってないな・・・。
というわけで、暇な人 おいしいものでも たべにいきましょーーーー!!
それでは また 気の向くままに!!

Comments